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小鷹信光 『アメリカ・ハードボイルド紀行』

2016.11.29(18:35)

小鷹信光 著 アメリカ・ハードボイルド紀行 マイ・ロスト・ハイウェイ(研究社/2011年刊) を読む。
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 「旅」と「ハードボイルド」と「コレクション」をモチーフとして、著者が50年にわたり全身で感じとってきた「アメリカ」。
探偵小説、フィルム・ノワール、西部劇など著者の十八番の素材を究めるばかりでなく、メンズ・マガジンのグラビア文化、〈ルート66〉が象徴する放浪の文化史、ポストカードやロードマップといったささやかな事物に滲み出るアメリカ的感性など、マニア向けのテーマも盛り込み、図版も豊富。


ミステリーについての記事は左程なくて、著者が体験した「アメリカ」についていろいろな角度から述べているおもしろ雑記。
若い頃は西部劇に凝っていたそうで、封切りの新聞広告を切り抜いて集めていたり、メンズマガジンの蔵書が何千冊にもなっていたりと、コレクターとしての自己紹介記事は面白かった。
ルート66を走破した記録も、TVドラマ「ルート66」のエピソードを紹介しながら記されていて非常に興味深く読んだ。
最高に面白かったのは、古絵葉書(1900~50年代くらい)を持参し、当時と現在とを見比べる旅。
著者は、自身が“メインストリートもの”と呼んでいる、その町の目抜き通りをあしらった絵葉書を中心に収集していて、その場所に訪れる趣味があったとのことで、これはさぞかし楽しいだろうと思う。
広く「アメリカ」に魅せられた著者が躍動している一冊。
(2016.11.26読了)

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