2016年2月読了本

〔文庫本〕1冊
浅暮三文 『夜聖の少年』(徳間デュアル文庫)


〔図書館本〕1冊
ケイト・サマースケイル 『最初の刑事』(早川書房)


今月はなかなか本を読む気分にならず、合計2冊止まり。
来月は春めいてくるので、気分も晴れやかに読書できるだろう。
…と思うけど、春は眠いんだよね~。

スポンサーサイト

テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

北海道コンサドーレ札幌オフィシャル・ガイドブック2016

『北海道コンサドーレ札幌オフィシャル・ガイドブック2016』(北海道新聞社/2016.2.25発行) を購入。


今シーズンから正式チーム名が北海道コンサドーレ札幌と頭に「北海道」が付くようになりました。
長ったらしいので、いっそのことバイエルンミュンヘンのように北海道札幌でいいんじゃないかとも思いますが。

今年はプレシーズンマッチの結果などからみても、ここ数年では割りと期待できるのではないでしょうか。
ただJ2は魔境とも言われる混沌としたリーグで、毎年のようにビックリ昇格するチームが出てくる、何が起こるかわからないところがあるので恐いです。

J1やJ3など、他カテゴリーのチームのファンの方、たまにJ2の動向をチェックする際には、札幌目線で見てくださるとちょっと嬉しいです。

テーマ : 雑誌
ジャンル : 本・雑誌

ケイト・サマースケイル 『最初の刑事』

ケイト・サマースケイル 著 日暮雅通 訳 最初の刑事 ウィッチャー警部とロード・ヒル・ハウス殺人事件(早川書房/2011年刊)【THE SUSPICIONS OF MR. WHICHER or The Murder at Road Hill House:2008】 を読む。

1860年、ヴィクトリア朝時代の英国。
6月のある朝、のどかな村にたたずむ屋敷〈ロード・ヒル・ハウス〉の敷地で、当主サミュエル・ケントの3歳の息子が惨殺死体となって発見された。
殺された子どもは施錠された屋敷内にいたはずだった。
犯人は家族か、使用人か?
世間の注目のなか、捜査の任についたのはジョナサン・ウィッチャー警部。
1842年にスコットランド・ヤード刑事課が創設された際に最初に刑事になった8人のうちの一人で、ずば抜けた技量を持つ敏腕刑事である。
優れた推理力を働かせ、事件の謎に迫るウィッチャーだが、非協力的な遺族や、プライバシー神聖視の風潮、加熱する報道、さらには刑事への偏見もあいまって、事件は数奇な道すじをたどるーーー

ビクトリア朝英国を揺るがし、後に数々の探偵小説が生まれるもととなった幼児殺害事件の驚くべき真相とは。
当時の特異な世相をも、迫真の筆致で描きだす圧巻のノンフィクション!


本書のロード・ヒル・ハウス殺人事件というのは、英国においては切り裂きジャックに匹敵するくらい社会的に影響力を持つ事件だったようだ。
なるほど、事件のあらましを知ると、いかにも探偵小説で扱われるような環境である。
実際多くの作家が、この事件に触発されてミステリーを執筆したというから、皮肉な意味で英国ミステリーの隆盛に一役買った事件だったのだろう。

ウィッチャー警部の捜査方法は、関係者とひと通り話をして犯人の目星をつけ、証拠固めをしようというもの。
この事件についての捜査に限って言えばコロンボ式の捜査方法に近いと思った。
読んでてよく分からなかったのが、この家の娘を逮捕したウィッチャー警部が世間から物凄いバッシングを受けたくだり。
労働者階級の警察官が中流階級家庭を詮索するのが悪いみたいな感じに読めたのだが、オレの理解の仕方が悪いのかもしれない。
階級差によって生じる不都合を避けるため、ホームズはかなりいい身分の設定なのかなと思った。

結局は裁判で、証拠不十分として娘は釈放されるが、数年後自白する。
そのあと本書はケント家の内実をひもといていくのだが、ヴィクトリア朝英国の偽善社会があらわにされて興味深い。
すべての元凶はケント氏の不道徳によるもので、たまたま殺人事件が起きたから表に出ちゃったけど、とてもよくある話だろうねえ。
だいたい家庭教師として未婚女性が同じ家に住んでて、間違いが起きない方が難しい。
(2016.2.25読了)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
blogram投票ボタン

テーマ : ノンフィクション
ジャンル : 本・雑誌

浅暮三文 『夜聖の少年』

浅暮三文 著 夜聖の少年(徳間デュアル文庫/2000年刊) を読む。
20151124234105b75.jpg
発光する光… それは人が〈大人〉になる儀式のためのシグナルだった。
抑制遺伝子を移植され、清廉な社会の一員となるという義務ーーー それを拒んだ少年たちは、土竜と呼ばれていた。
日の当たらぬ地下に住み、いつも腹を空かせ、秩序を守る炎人から逃げ回る日々。
しかし、そんな土竜の一人だったカオルが、閉鎖された研究室で、謎の巨人を見つけた時、封印されていた真実が解き明かされ始める。
僕は誰なのか? この世界は正しいのか? 少女マリアと二人で探索の旅に出たカオルが知ったこととは……


著者はあとがきで「科学に関して理解力がないのでSFは書くのに困るジャンルだ」と述べているが、なに、読者もほとんどの人が文系であるだろうから、科学に対する理解力がないのは読者も一緒だ(笑)

本作は著者にしては珍しく、実験的要素が皆無なオーソドックスなSF物語であった。
世界から暴力を排除するために「抑制遺伝子」を移植する管理社会と、それに抵抗する若者たちとの闘いを描く話。
科学的な設定などはさておき、主人公カオルがピンチにつぐピンチを切り抜けていく成長物語である。
全篇通して、どんよりとした雰囲気の話の進み方であったが、ハラハラする場面もあって概ね楽しめた。
ただ、わりと分量のある本だったにもかかわらず、のっぺりとした読後感だったのは、いささかオーソドックスすぎる展開であったからだろうか。
(2016.2.21読了)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
blogram投票ボタン

テーマ : SF小説
ジャンル : 本・雑誌

Fの森の歩き方

藤子・F・不二雄大全集 Fの森の歩き方 藤子・F・不二雄まんがワールド探検公式ガイド(小学館/2010年刊)


第1期全33巻刊行後、第2期発売開始前に発売されたガイドブック。
主に第1期発売分の作品概要やキャラ紹介など。
大全集未収録分のカラー扉絵ギャラリーや、著作リストなど、資料性の高い企画も。
こういうガイドブックを読んでしまうと、今まで未読の作品などを早く読みたい欲求が生まれてしまうのでちょっと厄介。

【通算6冊目】

テーマ : マンガ
ジャンル : 本・雑誌

sidetitleプロフィールsidetitle

筒涸屋

Author:筒涸屋
札幌市出身・在住
戌年 射手座 B型 
右投右打 右四つ
好きな言葉:小春日和
2008.3.6開設

sidetitleブログランキングsidetitle
にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
blogram投票ボタン
sidetitleカレンダーsidetitle
01 | 2016/02 | 03
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 - - - - -
sidetitleFC2カウンターsidetitle
sidetitle最近の記事sidetitle
sidetitle最近のコメントsidetitle
sidetitle最近のトラックバックsidetitle
sidetitleカテゴリーsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブログ内検索sidetitle
sidetitleRSSフィードsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる