2015年9月読了本

〔文庫本〕5冊
井上雅彦 監修 『闇電話 異形コレクションⅩⅩⅩⅤ』(光文社文庫)
モーリス・ルブラン 『ジェリコ公爵』(創元推理文庫)
井上雅彦 監修 『伯爵の血族 紅の章 異形コレクションⅩⅩⅩⅦ』(光文社文庫)
清水義範 『袖すりあうも他生の縁』(角川文庫)
山口雅也 『キッド・ピストルズの慢心 パンク=マザーグースの事件簿』(講談社文庫)



〔図書館本〕2冊
山田昌弘&麓直浩 『ダメ人間の世界史』(社会評論社)
ラジスラフ・フクス 『火葬人』(松籟社)



もしかして月間7冊読了は今年の最高記録ではないだろうか?
これで読書の秋は実践してしまったので、来月は食欲の秋をメインに生活しようと思います。

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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

ラジスラフ・フクス 『火葬人』

ラジスラフ・フクス 著 阿部賢一 訳 火葬人(松籟社/2012年刊)【SPALOVAC MRTVOL:1967】 を読む。

20世紀後半のチェコで活躍したラジスラフ・ フクスによる代表作。
ナチスドイツの影が迫る1930年代のプラハ。
葬儀場に勤める火葬人コップフルキングルは、妻と娘、息子にかこまれ、幸せな生活を送っている。
しかしその平穏な日常は、時代状況やナチ党員の友人の影響を受けながら、次第にグロテスクに変質していく……


この本、恐らくホラー的な内容だと思って、家族に借りてきてもらったのだが、純文学作品でした。
火葬場に勤めるコップフルキングル氏が、ナチ党員の友人の影響で、妻と息子を殺してしまうという話。
だがなあ、訳者あとがきに“カレル・コップフルキングルというきわめて凡庸な人間が殺人者へと変容していくという「内なる恐怖」が取り上げられ、同氏の心理的な変容が巧みに描かれている”と記されているが、オレにはどうも腑に落ちない。

まずコップフルキングル氏、自身のことを妻に「ロマン」と呼ばせていて、妻のことを本名の「マリエ」ではなく「ラクメー」と呼んでいる。
部屋に飾るために絵画を買って来るのだが、ニカラグアの大統領の肖像画なのに、フランスの元年金大臣だと言い張ったりする。
とても凡庸な人物には思えない。
何か心に闇があるというか、すでに狂人なのではないかと思っちゃう。

妻を殺した動機は、ナチ党員の友人から、妻の友人がユダヤ人であったことを教えられたからなのだが、殺すまでにどんな葛藤があったのか、具体的な描写がないので解らなかった。
“心理的な変容が巧みに描かれ”すぎてて、オレのような文芸系を読み慣れてない読者はお手上げなのであった。
物語の最初から「優美なる妻よ」「いとしいおまえ」「天使のような妻よ」などと言いまくるほどに愛情いっぱいだったなずなのにねえ。
いや、そもそも他人に教えられるまで自分の妻にユダヤの血が入っていることって分からんものなのかね。

さんざん苦情めいた感想を述べてきたが、本筋以外のところではけっこう面白かった。
食事のお供に、酒やコーヒーのおつまみに、毎回アーモンドが出てくるだとか、タワーに上ってプラハ市内を眺める場面とか、火葬場の様子とか、いろいろ興味深いシーンもあったのである。

この作品、映画化されてるそうで、恐らく映画だと分かりやすく表現されてるんだろうなと思う。
表紙のおじさんが映画版のコップフルキングル氏である。
ちょっとオシム監督風味な俳優であると思った。
(2015.9.27読了)

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テーマ : 図書館で借りた本
ジャンル : 本・雑誌

山口雅也 『キッド・ピストルズの慢心』

山口雅也 著 キッド・ピストルズの慢心 パンク=マザーグースの事件簿(講談社文庫/2000年刊) を読む。

もうひとつのイギリス、パラレル英国で活躍するパンクス出身の捜査官キッド・ピストルズとピンク・ベラドンナ。
二人の周りで起こる事件は、いつも懐かしい童話《マザーグース》を連想させるのだった。
スタイリッシュな世界、美しい論理で本格の頂点を極める、マザーグース・ミステリ連作シリーズ。


キッド・ピストルズの慢心 ーーキッド最初の事件ーー
キッド・ピストルズが語り手となっているイレギュラーな一篇。
キッドの生い立ちが語られていて、アイルランド人の父と日系二世の母から誕生したそうな。
貧困な家庭に育ち、髄膜炎という病気に患り、いろいろあってパンクスに。
ピンク・ベラドンナとは刑事になる前からの付き合いであったのだね。
17歳の頃に遭遇した事件により、探偵稼業に足を踏み入れたキッドであった。
「未来はない」(ノー フューチャー)とか「可愛い空っぽちゃん」(プリティ ヴェイカント)などというフレーズを出して来るのも憎いところ。

靴の中の死体 ーークリスマスの密室ーー
話の冒頭、眉間に皺を寄せ、両目をきつくつぶり、少し開いた唇を突き出しているピンク・ベラドンナに対して、「気分でも悪いのか?」「吐きたいんじゃねえのか?」「ここでぶちまけるのだけはやめてくれよな」と反応するキッドの冷淡さ。
ピンクってクリスマスだからといって、キス待ちするようなキャラクターだったっけか。
“すっぴんだと笑った猫のように見えるあどけない顔”だというのも意外だった。
以前読んだシリーズから受けた印象では、もっとなんか違う感じだったのだが。
事件解決後、証拠を見つけるきっかけを作ったからとご褒美のキスをねだるピンクに、仕方なく顔を近づけるキッドであったが、二日酔いのピンクが気持ち悪くなり……というのは、期待通りの展開であった。

さらわれた幽霊
ビクトリア朝風な降霊術のシーンが出てきたりして、このパラレル英国は時代がごた混ぜになっていて楽しそう。
キッドが何気に自発的に裏取り捜査をして事件を解明。
名探偵士のブル博士も、重宝がってこのパンク野郎を使うわけですな。

執事の血
いつものブル博士ではなく、メルクール・ボワロオ探偵士と同行しているキッド&ピンク。
ちなみにボワロオ先生はベルギー人ではなくスイス人だそうです。 
訪ねていった先の伯爵とその執事の様子が変なので、「この手の話はこういうトリックだな」と思いながら読んでいて、実際そうだったので、わりと普通だったなあと思っていたら、最後にもう一段階ひねりが入った。
いと悔し。

ピンク・ベラドンナの改心 ーーボンデージ殺人事件ーー
巻末を飾るのは、ピンク姉さんの語りによる、刑事になったいきさつ。
ピンクはイギリス人ではなく、フランス人の母とスカンジナビアのどっかの父からパリにて生を受けたとのこと。
放浪途中、ドイツはハンブルクのSMクラブにて女王様の修行をしたという。
“ピンク・ベラドンナ”というのはクラブでの源氏名だそうな。
その後、ロンドンへ渡り、キッドと知り合ったり、パンク&ボンデージファッションのブティックの店番したり、殺された友人の敵を取るために犯人探しをしたりした。
そして事件で知り合ったドMの探偵士を脅して、キッドともども首都警察に潜り込み刑事になったとさ。 
B・C級映画やボンデージについての蘊蓄が、特にためにはならないだろうが楽しかった。


この連作短篇集にて、キッドやピンクの背景について語られたことは、このシリーズの作品世界の広がりを感じることができたが、いつか、この世界のそもそも論である「なぜ事件はいつもマザーグースの歌にちなんでいるのか」ということに言及されることはあるのだろうか?
(2015.9.26読了)

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

パーマン 2

藤子・F・不二雄大全集 パーマン 2(小学館/2009年刊)


初出
『週刊少年サンデー』1967年25号~44号
『週刊少年サンデー』1967年夏季臨時増刊
『月刊別冊少年サンデー』1967年11月号
『週刊少年サンデー』1968年正月臨時増刊


少年サンデー連載版はこの巻で終了。
みつ夫が、誰にも感謝されず得にもならないと不満に思ってパーマンを辞めたいと思うが、やっぱりパーマンになって人助けに行くエピソードに、この作品のテーマが表れているのだろう。

今ではパー子の正体が星野スミレというのはよく知られているが、初めて読者にそのことが示唆された場面はスマートなやり方だと思った。

パーマンが撮影現場に連れてきた俳優を見てコピーロボットと気づく星野スミレ



あと、パーマンに5号がいたことを今回初めて知った。
アニメでは見た記憶がない。
てんとう虫コミックスには5号登場のエピソードは入っているのだろうか。
この5号(パー坊)、赤ちゃんながら、コピーロボットを使いこなしたりして、なかなかお利口な坊やだ。

最終回ではみつ夫がスーパーマンの星への留学が決まり、旅立って終わり。

みつ夫はパーマン姿の時でも、パー子やパーやんから「みつ夫」呼びされてるけど誰かに聞かれたらまずいよねえ。

【通算2冊目】

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

清水義範 『袖すりあうも多生の縁』

清水義範 著 袖すりあうも多生の縁(角川文庫/1997年刊) を読む。

噂だけの知り合い。
手紙だけでやりとりする文通相手。
飲み屋での常連客仲間。
生涯に渡ってライバル心を燃やす姉妹。
ごく当たり前の日常生活の中にある様々な人間の絆を鋭く描いた連作短篇集。


仄聞
故郷が同じの人気女優から、父親同士が知り合いらしいと聞いた、あまり世の中に知られていない作家が、その話の真相にたどり着く話。
あやふやな噂話の広まりを逆から辿って出所を考察するのだが、「誰それは知り合い」「○○は俺の親戚」「○○はワシが育てた」っていうのは本当のことならしょうがないけど、そうでなかったら相当迷惑だわなあ。

まだ見ぬ君に
大学一年生男子が、イッコ上の女性と文通。
男子の手紙のみで構成されていて、回数を重ねるうちに相手に会うところまでこぎ着ける。
そこにいくまでの手探り感を楽しむ作品。
実際会った後はハガキ一枚出して終了。まあ、そうだよね。

常連
バーに来る常連客の様子をスケッチ。
オレ自身は一人で外に飲みに出る習慣はないので、ここに登場する人達に共感するものはないが、飲み屋に限らず常連客というのは、常連じゃない人に対する優越感を持ちたいものなのだろう。

楽しい奴
全方向に、面白くて好かれる楽しい人間でありたいと思ってる大学生の話。
かなり大げさに描いているが、こういう人っているわ。
こういう人とは深い付き合いができないので、薄っぺらい関係で終わるのだよね。

二十五年ぶり
25年ぶりに開催された、中学時代のクラス会の風景。
やや類型的に過ぎる気もするが面白かった。

夫の親友
友人に借金を申し込まれた男と、その妻の夫婦会議の様子。
貸してやりたい夫と、貸したくない妻の会話で話が進行していくのだが、ユーモア物じゃないので、ちっとも面白くなかった。

同期の桜
2年前にやめた会社の同期を訪ねる話。
まあ、この作品については主人公が悪い。
電話した時に目的を言えば済む話であった。
電話の時点で目的を言わず、会ってからも世間話をだらだらとしてたら、そりゃ警戒しますわな。

はらから
長女と次女の姉妹関係を次女目線で。
子供の頃からおばばになるまで、女同士っていろいろ難しいのね。

双子のように
姉妹のように仲がよい母娘の話。
母は自分が若い頃の不遇感から、娘とツルむことによって青春時代を取り戻そうとし、娘は主に経済的な面で得だったりするので、買物とか旅行などの行動を共にする。
そして、そんな母娘に対する作者の視線はちょっと厳しい。

背中
息子に過剰な期待をかける父と、そのプレッシャーに押し潰され逃げ出す息子。
この作品は父親が全面的に悪いだろこれ。
と、そんな感想。
(2015.9.22読了)

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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

井上雅彦 『伯爵の血族 紅ノ章』

井上雅彦 監修 伯爵の血族 紅ノ章 異形コレクションⅩⅩⅩⅦ(光文社文庫/2007年刊) を読む。

闇を愛する皆様。
今宵は、咽喉を潤す夜。祝杯を真紅の悦びで満たしましょう。
狂おしい渇きの時間が長ければこその、この芳醇の瞬間。
この十年ーーー永遠にも等しい時を流離うものにも色濃い、この十年ーーーを祝して。
今宵のテーマは〈吸血鬼〉。
そう。……われわれ、闇を愛する血族の物語……。
心ゆくまで味わってください。
(編集序文より)


今巻は21作品収録。
〈吸血鬼〉テーマの作品集。
いつものように感想は追記に。
(2015.9.16読了)

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テーマ : ホラー
ジャンル : 本・雑誌

パーマン 1

藤子・F・不二雄大全集 パーマン 1(小学館/2009年刊)


初出
『週刊少年サンデー』1967年2号~24号
『週刊少年サンデー』1967年春期特別増刊号


『パーマン』は子供の頃ろくに読んでなく、今回初めてじっくり読んだ。
これは面白いわ。
みつ夫はそこそこ真面目で、そこそこ正義感があって、そこそこドジで、そこそこ怠け者で、優しくていいやつ。
2号(ブービー)は、メンバーの中で一番行動力があり、最も正義感があるように見えた。
3号(パー子)はお転婆な感じがよい。
4号(パーやん)は見た目はのんびりした感じだが、働き者で頭脳派。
以降の展開も楽しみである。

【通算1冊目】

テーマ : 漫画
ジャンル : アニメ・コミック

スープカレー&カレーラーメン 天馬

久方振りにスープカレーを食べに行く

スープカレー&カレーラーメン 天馬



今回食べたやつ
骨付チキンとたっぷり野菜のスープカレー ¥1,100(税抜)


辛口(約5倍)という辛さのを食べたのだが、思ったより辛くなかった。
たっぷりな野菜の甘みで辛さが薄れたのであろうか。


スープカレー&カレーラーメン 天馬
札幌市厚別区厚別南4丁目

テーマ : カレー
ジャンル : グルメ

モーリス・ルブラン 『ジェリコ公爵』

モーリス・ルブラン 著 井上勇 訳 ジェリコ公爵(創元推理文庫/1974年刊)【LE PRINCE DE JERICHO:1930】 を読む。

アルセーヌ・リュパンの前半生と後半生のそれぞれの化身をしのばせる二人の人物、海賊ジェリコと剛勇侠気のエレン・ロック。
誇り高い美女と謎のメダルをめぐっての死闘を中心に、ルブランならではの活劇、悲劇、喜劇が、地中海、パリ、ブルターニュの海と街と田園を背景に展開する。
老いてなお、瑞々しい感覚を失わなかった作者晩年66歳、1930年の快作!


アルセーヌ・リュパンの前半生と後半生のそれぞれの化身をしのばせるとあらすじ紹介にあるように、リュパン本人の話ではないのに、“アルセーヌ・リュパン・シリーズ”を謳うのはいかがなものか。
一応、シリーズと銘打たれていたら買ってしまうこちらが間抜けなのだろうか。

エレン・ロックの登場場面は確かにリュパンっぽい雰囲気を出していた。
その後立て続けの冒険的行動も。
むしろ作者が、このような人物造型しか出来ないのではないかという疑いも。

ヒロインであるナタリーはそれほど魅力的には感じなかった。
何というかペラペラと薄い感じではっきりしない印象であった。
ナタリーのいとこのマクシームは、人生に何も心配事のないような浮かれた青年で、気のいい坊ちゃん感が楽しかった。

ストーリーは記憶喪失のエレン・ロックが、記憶を取り戻すまでの冒険活劇を描いた話
で、何も考えず気楽に読める物語。
第一次世界大戦から数年後のヨーロッパ各地の雰囲気を感じ取りながら読むべし。
(2015.9.7読了)

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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

山田昌弘&麓直浩 『ダメ人間の世界史』

山田昌弘&麓直浩 著 ダメ人間の世界史(社会評論社/2010年刊) を読む。

引きこもり・ニート・オタク・マニア・ロリコン・シスコン・ストーカー・フェチ・ヘタレ・電波
勝手に自己投影、感情移入して生きる希望を持とう!
現代病理的なキーワード・概念で、世界史の偉人を再解釈。


世界各地のダメ人間を採集した本書。
年代でいうと紀元前から20世紀までをカバー。
地域でいうとアジア、欧米。
出てくる人は皇帝・王様、政治家、軍人、哲学者、芸術家など。

本書では、歴史的に名だたる偉人のダメな部分を紹介しているが、社会性不適合者や性癖に難がある人が多い印象。
現代の目から見てというだけでなく、その人たちが生きていた当時の社会の常識から見てもヤバそうな事案が紹介されている。

ダメな度合いだと哲学者が圧倒的な印象。
思索することが商売なだけに妄想がひどかったり、性的にコンプを抱えていそうな感じ。
軍人の場合は、戦争は強いのに恐妻家、みたいな感じで、哲学者より気持ち悪さはない。

印象的なエピソードとしては、則天武后。
陽道壮偉(Big Penis)が大好きで、60~70歳代の時にまで巨根を喰わえこんでいたという。
則天武后よりも、相手の男達の精神力に感心。
あと、ルターやモーツァルトはやたらとウンコウンコ言ってたらしく、ルターは悪魔撃退の言葉を言うとき「糞をひっかける」なる語をよく用いたという。
モーツァルトは親族への手紙で糞尿に関する言葉を書き記していたり、「私のケツを舐め給え、すっかりきれいに清潔に」というタイトルの曲があるのだそうだ。
「お前の口に糞するぞ……さっさとおれのケツでも舐めろ」という歌詞の曲(ケッヘル560b)もあるそうで、現代ではインディーズでしか発表できないような楽曲を大メジャーなモーツァルトが発表していたというのは、なかなか爽快なことではないだろうか。
(2015.9.3読了)

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テーマ : 図書館で借りた本
ジャンル : 本・雑誌

井上雅彦 『闇電話』

井上雅彦 監修 闇電話 異形コレクションⅩⅩⅩⅤ(光文社文庫/2006年刊) を読む。

闇を愛する皆様。
おかけになった電話は、電波の届かないところにあるか、電源が入っておりません。
そればかりか、おかけになった電話番号は、現在使われておりません。
にも、かかわらずーーー。
あなたと繋がりました。
物語を求める者にとって、繋がらない異界など無いからです。
今宵のテーマ。それはーーーよく御存じの魔法の道具。
(編集序文より)


今巻収録は19本。
ジャンル的にSF系統が多かった印象。
生理的にダメージがくるような気持ちの悪い話も無くてよかった。
(2015.9.1読了)

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ジャンル : 本・雑誌

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筒涸屋

Author:筒涸屋
札幌市出身・在住
戌年 射手座 B型 
右投右打 右四つ
好きな言葉:小春日和
2008.3.6開設

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