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2012年6月読了本

〔文庫本〕3冊
梶尾真治 『ゑゐり庵綺譚』(徳間文庫)
五味康祐 『如月剣士 上』(徳間文庫)
五味康祐 『如月剣士 下』(徳間文庫)


〔図書館本〕2冊
山根一眞 『はやぶさの大冒険』(マガジンハウス)
田母神俊雄 『田母神国軍』(産経新聞出版)



思いがけず文庫本が“徳間祭り”になってる!
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テーマ : 本読みの記録
ジャンル : 本・雑誌

五味康祐 『如月剣士 下』

五味康祐 著 如月剣士 下(徳間文庫/1986年刊) を読む。
如月剣士 下
将軍職継承問題に端を発した尾張藩津田兵部らの陰謀は熾烈を極めた。
老中水野和泉守らは、奸商備前屋と天下有擾乱の密議を重ねる。
陰謀渦巻く大江戸の武家屋敷街は辻斬りが横行。
隻腕の無類の剣士高田左近は、五ツ目小僧と共に不穏な状勢一掃に立ち上がる。
その頃、大名屋敷に謎の剣士が出没、片目にかけた刀の鍔の眼帯には「如月之剣」と刻まれていた。
金象嵌の鍔に秘められた使命とは?


物語も後半戦。
下巻には、上巻には出てこなかった佐竹求馬という秋田藩の殿様が登場、重要な役回りを演ずる。
上巻にて活躍していた三日月藩主・森安芸守が幼少の頃、身柄を預けられていた先が佐竹家。
で、そのつながりで吉宗方の剣士として活躍するのだが、安芸守と同じで殿様なのに剣術はんぱ無し。
敵味方入り乱れての闘いの最中、安芸守が命を落とし、その後、求馬と高田左近が吉宗方の為に活躍する。

読者はとしては、この作品が歴史改変SFではないことを知ってて読んでるから、尾張藩の陰謀が成功しないことは分かってるんだけど、吉宗方の人たちがピンチに陥るとやはりハラハラしてしまう。
安芸守が殺される場面とか高田左近が敵と闘う場面とか、描写がいちいちカッコよくて、やはり闘う物語というのはバトルシーンの充実が重要なのだねえ。

結局、事件の幕を引くのは、最後の最後で再登場の柳生兵庫。
「柳生」ってだけで別格の存在感なんだけど、これって結局作者柳生大好きってことなのか。
(2012.6.28読了)

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テーマ : 歴史・時代小説
ジャンル : 本・雑誌

田母神俊雄 『田母神国軍』

田母神俊雄 著 田母神国軍 たったこれだけで日本は普通の国になる(産経新聞出版/2010年刊) を読む。
田母神国軍
日本の安全保障を考える決定版!
・政府、自衛隊の有事シミュレーション
・中国と米国の軍事的戦略と腹の中
・田母神俊雄の体験的アメリカ考
・自衛隊を軍隊にするといくらかかるか


田母神氏の言うとおり、自衛隊は国軍としてきっちりとした編成にしたほうがいいだろうね。
尖閣諸島が中国に不法占領される場合のシミュレーションが記載されているが、軍隊として機能していればそもそも尖閣問題なんか起きてないと思う。
今のところ石原都知事の作戦で少しは持ちこたえれそうではあるが。

だけど日本ってのは、特アだのロシアだのやっかいな面子と隣り合わせなのによく今までがんばってきてるよね。
自分の国ながら感心するわ。
まあ、バックにアメリカがついてるから、奴らもおいそれと日本に手を出すわけにもいかんのだろうけど。
日本がしっかりした軍隊を編成した方が、世界に睨みをきかせられる意味で、平和維持がしやすいはずなんだけど、そういう風に考えられない人たちもけっこういるので、難しいですなあ。

田母神氏って、初めて報道で知ったときは、けっこう過激な人なのかなあと思っていたが、自衛隊やめてテレビに出てるのを見たり、著作を読んだりしてみて、すごい冷静な人なのが解った。
ていうか、そもそも職業軍人なんだから冷静な人に決まってるよね。
(2012.6.25読了)

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テーマ : ノンフィクション
ジャンル : 本・雑誌

山根一眞 『はやぶさの大冒険』

山根一眞 著 はやぶさの大冒険(マガジンハウス/2010年刊) を読む。
はやぶさの大冒険
2003年5月の打ち上げから、2010年6月の地球帰還までの、試練に満ちた日々。
その全プロセスにおいて、プロジェクトチームに綿密な取材を続けてきた著者が、他では知り得ない情報をふんだんに盛り込んだ。
感動の地球帰還、そして、7年間の旅路のドキュメント。


正直言って「はやぶさ」については、2010年に地球に帰って来た時に初めて知った。
帰って来た時は報道を見て、けっこう興奮した記憶がある。

しかしすごいね、日本の技術力。
「はやぶさ」が目指した小惑星「イトカワ」は、地球から約3億キロ離れていて、「イトカワ」の公転速度は時速約10万キロ。
例えると、東京から約2万キロ離れてるサンパウロの空を飛んでる体長5ミリの虫に、弾丸を命中させるようなものだそうだ。
考えただけで頭ハゲるわ(笑)

「はやぶさ」は「イトカワ」にたどり着くまでや、地球への帰還の途中に色々故障があったりしたのだが、所定の目的はしっかり果した。
技術的なトラブルをその都度克服して無事ミッションを成功させたわけだが、その内容は読んでてもよく理解はできなかった。
でも研究者のみなさんがとてもすごい人たちだということは解った。
だいたい日本の宇宙開発への予算なんてアメリカやロシアに比べたら屁みたいな金額なのだろうに、あんな遠くまで探査機を飛ばして戻って来させるのも凄いし、物質の採集までやってのけるってのは、もうなんと言うか感動するしかない。
マジでもっと宇宙開発に予算使えば、火星の開拓とか移民とかなんてすぐ出来ちゃうんじゃないかい。
すぐって言っても何百年単位であろうが。
(2012.6.10読了)

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ジャンル : 本・雑誌

五味康祐 『如月剣士 上』

五味康祐 著 如月剣士 上(徳間文庫/1986年刊) を読む。
如月剣士 上
紀伊藩主・吉宗が八代将軍職を継いだ。
だが、六代将軍・家宣が尾張家のために遺したという御墨付を手に入れ、吉宗の失政を画策する尾張藩の強硬派・津田兵部の宿怨は深い。
大岡越前守は怪盗五ツ目小僧を密偵にし、尾張藩の野望を阻止せんと秘策を練る。
また、播州三日月城主・森安芸守は、吉宗方の密命を帯びて江戸へ。
一方、江戸下谷に道場を構える元紀州藩士・立花隼人正は尾張藩邸に乗り込むが・・・・・・


超おもしれぇ~!
吉宗が将軍になったことが面白くない尾張藩が、様々な陰謀を巡らし、天下を乱さんとする話。

登場人物がそれぞれ魅力的に描かれている。
三日月藩の藩主・森安芸守は殿様なのに剣技に優れ、人柄も良いというナイスガイ。
老中・久世大和守に託され、虚無僧姿で事件に関わる。

元紀伊藩兵法指南役・立花隼人正は妻を愛し、妻に愛される町道場の主。
すごい達人だと描かれているが、誰とも相対することなく尾張藩邸にて切腹するハメになる。
尾張藩邸に向かう時、途中まで妻と連れ立って行くのだが、道中の会話がなかなか良い。
天下安泰の為死にに行く夫と、送り出す妻。味わい深い場面だった。

そして尾張藩邸で立花を迎える柳生兵庫。
柳生一族はいつの時期の人もカッコよいが、兵庫もまたいい感じだ。
実際に誰かと闘う場面はなく、天井裏に潜む曲者を槍で突くのであるが迫力がある。
そして切腹をする立花に対して、大名並みの処遇(座敷内で切腹)をする。
介錯した兵庫の息子・柳生三之丞の腕前も確かなもののようだ。

元旗本の高田左近というのも魅力的な人物。
剣の腕は物凄い。
居合いの達人なので描写はあっという間だが、とにかく強いのだ!
隻腕になり旗本を廃嫡しているのだが、将軍家の安泰の為奔走する。

蒲生鉄閑という剣客も勇ましい。
過去に高田左近の腕を切り落としたのはこの人で、立花隼人正を宿敵としている。
立花、高田と闘うために尾張方の客分となるが、なんか色々な所で色々やってるうちに、立花は切腹したので闘えてないし、高田ともまだ会えてない。

その他にも怪盗五ツ目小僧、森安芸守の弟桔梗哲之介と和之進、大岡越前守など、重要な人物がたくさん出てくる。
エピソードごとに、チャンバラ場面や政治的な小面倒くさい描写が出てきて、読むのがちょっと疲れるが思わず次へと読み進めてしまう。
下巻でどういう展開になっていくのかとても楽しみ。
(2012.6.9読了)

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梶尾真治 『ゑゐり庵綺譚』

梶尾真治 著 ゑゐり庵綺譚(徳間文庫/1992年刊) を読む。
ゑゐり庵綺譚
他星系へつながる穴が交差するアトランダムジャンクション近くの惑星ズヴゥフルVは、中継宇宙空港としてさまざまな宇宙人でごった返していた。
その宇宙港の片隅に、地球人の末裔アピ・北川の経営するソバ屋<ゑゐり庵>があった。
“銀河版食べ歩きガイド”にも名を連ねる評判のこの店では、今日もてんやわんやの大騒ぎ。
ユーモアとペーソスあふれる会心作!


ソバ屋に来る客が起こす事件や、客が語るエピソードを紹介する形で進められていく連作短篇集。
読み始めてすぐ、『21エモン』の絵柄が頭の中に浮かんできた。
いろんな星からくる人たちが、地球人のような外見もいれば、動物型もいたり、機械みたいなのもいたりするので、21エモンがソバ屋になった感じに思って読んだ。

記録してある味覚が再現される「擬似味覚体験ディスク」とか、憎悪エネルギーを弾丸にして憎たらしい奴を射殺できる「憎悪銃」など、藤子Fチックな話もあれば、聖書をモチーフにしたような話もあったり、地球人が開拓に行った星で経験した男と女のドラマがあったりと、いろんな傾向の話があってまことに楽しかった。
(2012.6.1読了)

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テーマ : SF小説
ジャンル : 本・雑誌

2012年5月購入文庫本

5/9(水)
横溝正史 『大迷宮』(角川文庫)
横溝正史 『金色の魔術師』(角川文庫)


長年探してようやく横溝のジュブナイル購入。
読めるのはさらに数年後ですが。

テーマ : この本買いました
ジャンル : 本・雑誌

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筒涸屋

Author:筒涸屋
札幌市出身・在住
戌年 射手座 B型 
右投右打 右四つ
好きな言葉:小春日和
2008.3.6開設

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