2011年3月読了本

〔文庫本〕4冊
太宰治 『太宰治全集1』(ちくま文庫)
モーリス・ルブラン 『赤い数珠』(創元推理文庫)
太宰治 『太宰治全集2』(ちくま文庫)
色川武大 『私の旧約聖書』(中公文庫)


〔図書館本〕2冊
三浦しをん 『神去なあなあ日常』(徳間書店)
中川右介 『昭和45年11月25日』(幻冬舎新書)


文庫本読了は4冊と、少なめな結果に。
やはり全集ものは読むのに時間がかかる。


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色川武大 『私の旧約聖書』

色川武大 著 『私の旧約聖書』(中公文庫/1991年刊) を読む。
私の旧約聖書
人生のはずれ者、札付きの不良という少年期からの深い認識。
中学時代、偶然読んだ旧約聖書によって、はじめて神と人間との契約にふれた旧約の世界を知り、同時に人間の叡智への底知れない怖れを感じた著者の、生涯にわたる旧約聖書との密なかかわりを語る。


旧約聖書のあらすじを追いながら、聖書の感想や自分の経験談なんかをつらつら書き記す本書。
文章が話し言葉であるので、とても柔らかい。
神さまを「イェホバ氏」「イェホバさん」なんて、親しげというかくだけた感じで書いたりして面白い。

そもそも聖書ってのは、神と人間との相互契約について書かれたもので、人間が神とほぼ互角に渡り合っている様子も描かれているんだそうな。
「お前さんが何もしてくれないならそれでもいい。そのかわり、お前さんの存在が疑われるのだよ。お前さんは、俺たちを幸せにすることでしか、存在を立証できないのだからね」
この色川訳、わかりやすくていいわあ。

あいかわらず、例えを用いる時にはギャンブルになぞらえて説明してくれるのも分かりいい。
オレが今まで旧約聖書で読んだことのある部分は、「エゼキエル書」「ダニエル書」などの預言書ばかりであった。
本書を読んで、ほかにも面白そうな話があることが分かったが、今すぐ聖書読んでみたいという気には、残念ながらならなかった。
(2011.3.28読了)

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太宰治 『太宰治全集2』

太宰治 著 『太宰治全集2』(ちくま文庫/1988年刊) を読む。
太宰治全集2
パビナール中毒、入院、心中未遂・・・・・なお惑乱と絶望の時期はつづく。
やがて訪れる転機。
時に、太宰、30歳。
生への意欲が燃え、文学への情熱が湧き上がる!
名作『富嶽百景』他、諸篇が描きつがれ、書下ろし創作集『愛と美について』が生まれる。


第二巻には、昭和11(1936)年10月~昭和14(1939)年6月にかけて発表された小説19篇を収録。

(2011.3.26読了)

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これは一生学習できない

今日、銀行に行った時のこと。

ATMの順番待ちをしながら、ひょいと店内の方向を見やると、
窓口の前の椅子にサラッサラなロングのストレートヘアの、
スーツを着たOLさんが座っていた。

座っていてもスタイルの良いのは一目瞭然、
ミニスカートから覗く脚も、太すぎず細すぎず、程よい感じ。
雑誌を持つ手を見ると、キラキラとよく手入れされた爪。
どれだけの美女かと期待するも、長い黒髪で顔が見えない。

そのうちATMの順番が来たので、振込みしたりお金を引出したりしてるうちに、
OLさんも用事が済んだらしく、帰りがけに店内をみたらもう居なかった。

で、外に出て駐車場に向かって歩いていると、
前方にOLさんの後ろ姿が。
スラリと背も高く、風になびく髪もカッコよい。
これはぜひとも顔を見なければならない、さてどうやって見ようかと思っていると、
オレが歩いていく方向の、正面のクルマに乗り込む様子。

これはちょうどよい。
自分が不自然な動きをすることなく、顔が見れるではないか。

そして、ドアを開けクルマに乗り込むOLさんの顔を正面に見たのであった・・・・・・







さて、ここまで読んでくださった皆さん。
オチは皆さんの思っているとおりです(笑)
まあ、でも一応どんな感じだったか書きます。

オレが今回受けた衝撃(笑)は、
『あぶない刑事』の出演者で例えるのが適切と思います。




後ろからだと浅野温子に見えた女性が、
振り向いたら木の実ナナだった!( ̄□ ̄;)!!

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OFFICIAL BASEBALL GUIDE 2011

社団法人日本野球機構 編 
OFFICIAL BASEBALL GUIDE 2011』(共同通信社/2011.2.19発行) 購入。
オフィシャルベースボールガイド

地味に毎年買ってます。

公式記録集なので、内容は数字ばっかりなのです。

数学は超苦手なくせに、数字を眺めるのは好きなのであった。

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中川右介 『昭和45年11月25日』

中川右介 著 『昭和45年11月25日 三島由紀夫自決、日本が受けた衝撃』(幻冬舎新書/2010年刊) を読む。
昭和45年11月25日
昭和45年11月25日、三島由紀夫、自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹、介錯される――
一人の作家がクーデターに失敗し自決したにすぎないあの日、何故あれほど日本全体が動揺し、以後多くの人が事件を饒舌に語り記したか。
そして今なお、真相と意味が静かに問われている。
文壇、演劇・映画界、政界、マスコミの百数十人の、事件当日の記録を丹念に拾い、時系列で再構築し、日本人の無意識なる変化をあぶり出したノンフィクション。


本書には、約120名の人たちが出てくる。
当時すでに有名人だった人、無名だった人、三島由紀夫と親しかった人、まったく面識のない人。
当人が何らかのかたちの文章に書き、公にしている文献で、1970年11月25日に当人がどこでなにをしていたのかが明記されているものを集めている。

まあ、やはり三島由紀夫と親しい人や、仕事関係の人たちにとっては
かなりの衝撃だったのだろうね。
そして、面識のない人たちにとっても驚きは同じだったようだ。
自決の目的が誰にも明快に説明できないというのも、この出来事を印象的にしているようだ。
芸術家特有の芸術的・美学的な自殺だという説や、本気でクーデターを起こす気だったという説など、さまざまに憶測されたとのこと。

自衛隊の駐屯地に乗り込んで、総監を人質にして隊員に演説ぶって、割腹して介錯された・・・
ってことを超有名人がやったんだから、そりゃあ日本中ぶったまげるよね。

オレは三島由紀夫の作品は『美しい星』という短篇しか読んだことがないのだが、
そのうちいろいろ読んでみようとは思っている。
それよっか映画『憂国』観てみたいなあ。
(2011.3.15読了)

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モーリス・ルブラン 『赤い数珠』

モーリス・ルブラン 著 井上勇 訳 『赤い数珠』(創元推理文庫/1973年刊)【LE CHAPELET ROUGE:1934】 を読む。
赤い数珠
パリ近郊の田舎貴族の城館でひらかれた楽しい野遊会の日、突然発生した殺人と盗難事件。
乗り出したのは、アルセーヌ・リュパンのよき理解者である一風変わった予審判事のルースラン。
彼は安楽椅子に腰掛けたまま、ご馳走をたらふく詰め込み、にやにや笑いながら、みごとに事件を解決する。
ルブランの死の直前、1934年の作品で、70歳という年齢を思わせない瑞々しさをたたえた謎解きもの。
心理派推理小説に転身したルブランの新しい一面を具現化した晩年の秀作。


まずは苦情から(笑)
表紙に「アルセーヌ・リュパン・シリーズ」と書いてありながらリュパン登場しないじゃん!
なんでも探偵役のルースランが、この作品の次に発表された『カリオストロの復讐』に登場するため「準ルパンシリーズ」扱いされているとか。

物語の内容をざっくり記せば、富豪のドルサック伯爵が、以前から狙っていた美貌の人妻・クリスチアーヌを我が物とすべく園遊会を開催するが、その期間中に盗難事件と殺人事件が発生する・・・

ドルサック伯爵という人は、何年振りかで会った友人の妻をモノにしようというんだから、相当たちの悪いおっさんだよねえ。
妻がいるのにこの行状。ちなみに妻は美しくない。

予審判事のルースランも強烈な人で、自分どうこうするのではなく、関係者同士で話をさせて、それだけ。
ほんとにそれだけで事件解決。
関係者がめいめい推理したり証拠品を見つけたりしてくれるんだから、こんな楽な探偵も珍しい。
(2011.3.13読了)

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三浦しをん 『神去なあなあ日常』

三浦しをん 著 『神去なあなあ日常』(徳間書店/2009年刊) を読む。
神去なあなあ日常
高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。
林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。
美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。
先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来、しかも山には秘密があって・・・・!?


この作者はかなり綿密に取材する人なんだろうねえ。
林業について、植林についてや木の切り出し方について、その他いろいろ
けっこう事細かに書かれている。
主人公の平野勇気は横浜出身で、当初は超過疎地の神去村に馴染めないし、ヨソモノ扱いする村人もいたりして、当初は逃げ出すことを考えたりしていたのであるが、徐々に仕事を覚え、山火事の際にいい働きをしたりするうち、だんだんと村に溶け込んでいく。
ここらへんの流れは成長譚の王道という感じでよい。
村祭りの際に、杉の大木を切り出し、その杉に乗ってふもとまで降りていく場面もスリリングで面白かった。
(2011.3.10読了)

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お見舞い申し上げます

今回の地震で被災された皆様、お見舞い申し上げます。

津波の映像、現実感が無く、驚くことしかできず。

心配したり祈ることぐらいしか出来ませんが、一人でも多くの方が救出されますように。

幸いなことに札幌は震度も大きくなく、普通に生活送れてます。

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太宰治 『太宰治全集1』

太宰治 著 『太宰治全集1』(ちくま文庫/1988年刊) を読む。
太宰治全集1
「私はこの短篇集一冊のために、十箇年を棒に振った。まる十箇年、市民と同じさわやかな朝めしを食わなかった。・・・・・・私はこの本一冊を創るためにのみ生れた」(「もの思う葦」)。
第一創作集『晩年』(昭和11年刊)と、それにつづく“苦悩の時期”に書かれた諸篇を収める。


第一巻には、昭和8(1933)年2月~昭和11(1936)年10月にかけて発表された小説19篇を収録。

上に“苦悩の時期”とあるが、それを反映しているのか「自殺」「情死」といったようなテーマが多い。
けっこう読むのはシンドイのであるが、たまにギャグっぽい表現が入ったりして侮れない。
追記にてそれぞれの作品に感想を。
(2011.3.8読了)

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キャラメルリボン!

最近アイスのことしか話題にしてないですが


サーティワンで食ったキャラメルリボン
キャラメルリボン
キャラメルリボンはいつでもおいしい

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筒涸屋

Author:筒涸屋
札幌市出身・在住
戌年 射手座 B型 
右投右打 右四つ
好きな言葉:小春日和
2008.3.6開設

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