2010年7月読了本

〔文庫本〕4冊
ミステリー文学資料館 『甦る推理雑誌1「ロック」傑作選』(光文社文庫)
山口雅也 『マニアックス』(講談社文庫)
清水義範 『日本語の乱れ』(集英社文庫)
色川武大/阿佐田哲也 『色川武大・阿佐田哲也エッセイズ3 交遊』(ちくま文庫)


今月は前半まったく読めてなかったが
終盤にきてワラワラと読んだ。
来月もそんなに読める自信なし。
暑さで本を読む気力がない。
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清水義範 『日本語の乱れ』

清水義範著 『日本語の乱れ』(集英社文庫/2003年刊) を読む。
日本語の乱れ
日本語に未来はあるのか?
ラ抜き言葉、意味不明な流行語、間違った言葉遣い、平板なアクセント、カタカナ語の濫発・・・・
日本語の現状を憂う聴取者からの投書の山にディレクターは圧死寸前!?(「日本語の乱れ」)
その他、比喩の危険性、音声入力の可能性と限界、宇宙を蹂躙する名古屋弁など、言葉をテーマにした傑作12篇収録。


『日本語の乱れ』
ラジオ番組で気になる日本語の乱れについての投書を募ったところ、主に年寄りからの反響が大きく、その内容を紹介する物語。
この中に出てくる言葉遣いの間違いは、自分にも思い当たることが多く、地味に勉強になった。

『宮事記』
古事記や日本書紀をパロディした作品。
全篇バカバカしくて意味がないのが楽しい。

『二〇〇一年宇宙の恥』
名古屋人のオヤジ4人が宇宙旅行に行く話。
名古屋弁というのは、字に書いているのを読むだけでもとてもうるさい(笑)
多分ネイティブな名古屋人と会話したら、ほとんど何言ってるかわからんのだろうねえ。

『学習の手引き』
国語の教科書を思いっきりおちょくってる作品。
こういう系統の作品は清水氏の真骨頂だと思う。
対象となるものに対して攻撃的に笑い飛ばす感じがよい。
(2010.7.28読了)

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山口雅也 『マニアックス』

山口雅也著 『マニアックス』(講談社文庫/2003年刊) を読む。
マニアックス
孤島で独り漂着物を収集する女性。不気味なコレクションに秘められた彼女の正体と過去の真実とは?(「孤独の島の島」)
少年が目撃した異星人による殺人事件の真相は?(「次号につづく」)
団地で頻発する幼児墜落死の謎とは?(「割れた卵のような」)
他、恐怖と驚愕に彩られた絶妙巧緻の傑作短篇集。7篇収録。


この本に収録の作品は、多くSF寄りのもので、非常に面白かった。
特に「次号につづく」「割れた卵のような」「エド・ウッドの主題による変奏曲」といったところが、SF味が強くよろしい。
「人形の館の館」は、密室物の本格短篇の装いであるが、SF的なオチになっていて、これもよかった。
ドールハウスについてのウンチクもふんだんで、自分に興味の無いものの知識を補充できてためになった。
(2010.7.26読了)

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ミステリー文学資料館 『甦る推理雑誌1「ロック」傑作選』

ミステリー文学資料館編 『甦る推理雑誌1「ロック」傑作選』(光文社文庫/2002年刊) を読む。
「ロック」傑作選
昭和20年代に相次ぎ創刊された推理雑誌。
戦後混乱期の推理小説専門誌は、戦前作家の活躍と新人作家の台頭、密室物などの本格推理、名探偵物などが多く輩出された。
「ロック」は終戦後1年経ずに創刊。用紙不足に悩まされながらも、多くの作家に作品発表の場を与えた。
「探偵小説」から「推理小説」へと呼び名が変わる時代の傑作を収録。


本書に収録されたのは小説11篇と随筆。
感想は追記で。

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有明神社

清田区の奥の方にある有明神社に参拝。

社号 鳥居

明治30年ころから開拓が始まり、明治33年公有地神社として現在の位置より南方の川向かいに簡単なほこらを建てこの地の守護神に。
明治44年社殿を建て現在地に移し、昭和19年有明神社と改称。
今の社殿は平成6年10月に建立。


社殿 額

ここで「有明」の名称についての由来を。
もとは「篠路屯田の公有地」だったので、そのまま「公有地」と呼ばれていたが、公有地の「有」の字を生かし、「明るい」の意味を添えて、昭和19年「有明」と名付けられる。
このあたりは先史文化時代の縄文中期の土器が発見されていて、四・五千年前に古代人が川に沿ってこの地にまで生活圏を広げていたとのこと。
「篠路屯田」とは、今の北区篠路地区に入植した屯田兵で、九州・四国・近畿から移住してきたとのこと。


御大禮記念樹 記念樹?
御大禮記念樹碑。昭和3年11月建立。この木が記念樹かどうかは不明。


開拓記念碑 謝恩碑
開拓記念碑&謝恩碑。オレが神社に行く時って逆光になる日が多い気がする。


所以ノ碑
所以ノ碑。平成6年建立なので、新社殿と同時に建ったものであろう。


全景

有明神社
札幌市清田区有明106
祭 神 天照大神
     倉稲魂神
     大山祇神
     産土皇神
例祭日 9月20日

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ザクとは違うのだよ、ザクとは!

時ならずガンプラブーム到来(個人的に)

シャアズゴと迷った末、グフを購入。
ちまちま作る予定なので、でき上がりはいつになることやら。

グフ


プラモ屋の主人はオレと同年代の人だったので、ひとしきり小学生時代のガンプラブームの話で盛り上がった。
あの頃の、ガンプラを手に入れるべく、いろんな店をかけずり回った情熱は、今はない。

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

山口雅也 『キッド・ピストルズの冒瀆』

山口雅也著 『キッド・ピストルズの冒瀆 パンク=マザーグースの事件簿』(創元推理文庫/1997年刊) を読む。
キッド・ピストルズの冒#28678;
舞台はパラレルワールドの英国。
四つの不可思議な事件に挑むのは、ロンドン警視庁<そんな馬鹿な>事件処理課のパンク刑事キッド・ピストルズとピンク・ベラドンナ、そして探偵士の称号を持つ名探偵たち。
そのどれにも英国の古い伝承童謡<マザーグース>の一節が、あたかもライトモティーフの如く不気味に谺していた!
おそらく世界初の試みと思われるマザーグース・ミステリ連作シリーズ第一弾。


かなり更新をサボってしまった。久しぶりにパチンコ通いしているのでパソコンに向かう時間が激減しているもので・・・ 更新してないにも関わらず、訪問してくださっている皆さんには申し訳なさと感謝の気持ちがないまぜでございます。

で、『キッド・ピストルズの冒瀆』。
最初に序文としてパラレル英国概説が語られて、この作品の世界観が説明されている。
物語は4篇のマザーグースミステリ。
これらの事件を解決していくパンク刑事のキッド・ピストルズ(とピンク・ベラドンナ)の活躍が痛快だ。
お話としては、第3話の「曲がった犯罪」が一番おもしろかった。
この作品集はミステリとしての楽しさはもちろん、作者の映画や音楽への造詣の深さも窺われるので読み応えがある。
(2010.6.28読了)

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2010年6月購入文庫本

6/8(火)
アガサ・クリスチィ 『ゴルフ場の殺人』(創元推理文庫)

先月と同じく購入1冊。

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筒涸屋

Author:筒涸屋
札幌市出身・在住
戌年 射手座 B型 
右投右打 右四つ
好きな言葉:小春日和
2008.3.6開設

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