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2009年3月読了本

3月に読み終えた本

〔文庫本〕3冊
横田順彌 『惜別の宴』(徳間文庫)
筒井康隆 『串刺し教授』(新潮文庫)
横田順彌 『時の幻影館』(双葉文庫)


〔図書館本〕3冊
根本彩 『火と雨』(柏艪舎)
光田和伸 『芭蕉めざめる』(青草書房)
武田邦彦 『偽善エコロジー』(幻冬舎新書)


やはり読書する時間が少なかったため、文庫本が3冊と低調。
図書館本は過去2ヶ月と同じ冊数であったが、月の中旬までほとんど読むヒマが無かった。読む時間がとれてたらもう2,3冊いけてたかも。
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テーマ : 本読みの記録
ジャンル : 本・雑誌

武田邦彦 『偽善エコロジー』

武田邦彦著 『偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する』(幻冬舎新書/2008年刊) を読む。
偽善エコロジー
いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとっては無駄でしかない。
「レジ袋をやめてエコバッグにすると、かえって石油消費量があがる」「冷房を28℃に設定しても温暖化はとめられない」「多額の税金を投入して分別したゴミは、ほとんどが焼却される」「リサイクル料を業者に払った廃家電は、違法に中古で流れている」
・・・・・エコ生活は、かえって環境を悪化させ、企業を太らせ、国や自治体の利権の温床となっている。
「何が本当のエコか」がわかる環境問題の新しい教科書。


エコバッグのことは、役所&業界の策略であることがみえみえなのだが、具体的なことはわからなかった。本書を読んで、レジ袋が原油の成分をムダのないように研究した成果の一つであることがわかったし、エコバッグにした方がかえって石油消費量が増えるということも、数字をあげて検証してくれて非常に勉強になった。
プラスチックは資源ゴミなんかではなく、燃えるゴミとして処分するのが望ましいのだね。
清掃工場の焼却システムがかなり進化しているというのは、オレは知らなかったし、自治体も積極的にはそういう性能を紹介してないような気がする。逆に、高性能だということを隠してんじゃないかい?
ダイオキシンが人体にとって有害なものではないのも本書で詳しく知ったこと。
やはりTVや新聞の報道を鵜呑みにすることはいけないね。うる覚えで知った気になってしまうことが恐ろしい。
狂牛病のことにしろ、ストップ温暖化にしろ、あまりにも真実とは違うことが報道されていたりするので、われわれ自身が勉強して知識を身につけなければならないね。
一番腹立つのが家電リサイクルの件。
もう税金とるためなら役所ってのは知恵を絞るのだなあ。まあ、ある意味感心しますが。
これからは、エコを前面に出す政策や企業は信用ならないものとして対応していっても間違いなさそうだね。
(2009.3.28読了)

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極々私的近況②

ほんと今さらな感じなのではあるが、今月ってブログ開設して1周年だった。
かなり守備範囲の狭い本読みのブログであるにもかかわらず、訪問してくれた人に感謝です。
定期的に来てくれる人も何人もいて、とても励みになります。
どのくらいこのブログを続けていけるか分からないが、マメに更新できるよう読書に励むつもり。

あと、神社関係のほうでブロともができたのが非常に嬉しい。
次の伊勢神宮の式年遷宮を一緒に見に行きたいくらい嬉しい(笑)
こちらのほうも、更新多くしたいなあ。




テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

極々私的近況

今月は何かと忙しくて読書のペースが上がらない。
年度末なので雑多な用事があるのも確かなのだが、実はこのたび転職することになり、余計に忙しいのである。
思うところがあって、この時期くらいから就活し始めて、自分の予想よりかなり早く次の行先が決まったので地味に嬉しい。
今の会社に入って今月でちょうど1年半。
なぜ転職しようと考えたのかは、オレより後に入社してオレより早く辞めてったK氏やM氏が解ってくれると思う。
そういや、こないだK氏にメールしたのだが届いていないようだ。メアド変えちゃったのかな。
いやあ、はっきり言って非常に問題のある職場でしたなあ。
向こう数年間は飲み会でネタにできるエピソードが満載でした。
次の職場は、元々いた業界への復帰となるので、いろんな意味で嬉しいところ。
ただしばらくはバタバタすると思うので、読書量も低調なままかも。

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

横田順彌 『時の幻影館』

横田順彌著 『時の幻影館 秘聞・七幻想探偵譚』(双葉文庫/1992年刊) を読む。
時の幻影館
時は明治も後期、文明開化も進み科学的思想も一般に受け入られつつあった。
しかしいかなる科学をもってしても、解釈のつかぬ怪事件はあるもので・・・
これら難事件に挑戦するは若き科学小説家鵜沢龍岳、冒険小説好きなおてんば娘黒岩時子、雑誌〈冒険世界〉主筆の押川春浪。
人知を超えたミステリーは解明できるのか?


先日読んだ『惜別の宴』と同様、鵜沢龍岳が活躍するシリーズ。連作短篇集の形式で、シリーズの第一弾なのが本書。第一話において龍岳と時子が初対面をはたす。
各話ごとに発生する事件が、一般的な常識では解釈不可能なため、科学小説家の龍岳がSF的解釈で事件を推理する浪漫あふれる作品集だ。
この龍岳という人物、佐賀県の産で法政大学卒と、著者自身が色濃く投影されていて、著者も描いてて楽しいシリーズだろうね。しっかりと別嬪のヒロインに好かれている設定にしてるし。

明治19年に消息を断った巡洋艦・畝傍が明治43年に現れた『霧』、御岳山に宇宙船が不時着していた?という『馬』、パラレルワールド物の『夢』といったところが面白かった。
運動会などの応援の時に言う「フレー、フレー」っていうのは「奮え、奮え」という言葉だったって知ってた?
(2009.3.23読了)

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テーマ : SF小説
ジャンル : 本・雑誌

光田和伸 『芭蕉めざめる』

光田和伸著 『芭蕉めざめる』(青草書房/2008年刊) を読む。
芭蕉めざめる
芭蕉はなぜ隠密になってしまったのか?
今注目の著者が書き下ろした斬新な芭蕉像!
「奥の細道」というミステリーが始まる。


そもそも松尾芭蕉隠密説というのは、松本清張が最初に言った説だそうで、当然学会では否定されてきたものである。いや、今でも主流ではないよね、きっと。
この本は、説というよりも、もう完全な事実である雰囲気である。裏づけがハンパないし、オレもこれで決定だと思う。
ってかオレの場合、読んだ本にすぐ影響受けるタチなだけだけど・・・

「奥の細道」ツアーに出かける前に催された連句会の出席メンバーを糸口にして、それが老中に繋がる人々であることを明らかにしたり、ツアーの行程等から旅そのものの目的を洗い出したりと、いちいち説得力のある論を張っている。
で、このツアーの主役は芭蕉ではなく、同行の弟子、河合曽良だったってのがなんといってもカッコいい。曽良は寺社奉行直属の諜報員だった(らしい)のだという。幕府の諜報活動のカモフラージュとして「奥の細道」ツアーが企画されたというのがこの本の主旨である。
いやほんと、カッコいくね?

もちろん文学的な話題もしっかりと書かれていて、というか本当はこっちがこの本のテーマであると思うのだが、芭蕉の作風の変遷をわかり易く解説してくれている。
オレにとってはオマケ的なものではあったが(笑)、いつか俳句の鑑賞能力がつけば、著者の説明を理解できることと思う。
(2009.3.22読了)

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ジャンル : 本・雑誌

根本彩 『火と雨』

根本彩著 『火と雨』(柏艪舎/2008年刊) を読む。
火と雨
幕末、会津藩は戊辰戦争で新政府軍と衝突。
会津藩士・高坂主税は親友を戦死で失ったうえ、敗戦と同時に逆賊の汚名を着せられる。
薩長閥を中心とする勝者が闊歩する維新の世で、主税は妻とともに必死に生を耐え忍ぶが・・・
忠節に生き、忠節に死んだ会津藩士たちを、豊富な歴史考証で描く幕末小説。


この作品の前半戦、戊辰戦争の勃発から終結までは、客観的な事実がこと細かく書かれていて、目まぐるしい各藩の動向が詳しくわかって、その点は良かったのだが・・・
いかんせん事実的記述の合間に登場人物の話が挿入されるという感じで、物語に入り込めないきらいはあった。
青森に移住してから以降、ようやく人物が動き出してきた。
ただその後は話がバタバタと展開して、あっという間に終わっちゃった。
それにしても主人公である高坂主税。この人物、どうも感じが悪い。
このような人は当時、当然いただろうとは思うのだが、どうしても感情移入できるタイプではない。
幼い頃に父親が上士から中士へ身分格下げになったことが、人格形成の上に影響しているのかな。
それにしてもこの人、ネクラだね。
嫁さんに対する仕打ちはちょっとひどい。

いろいろ知らない藩の名前が出てきたので、戊辰戦争当時の地図などがついていたらもっと楽しめたと思う。
(2009.3.18読了)

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テーマ : 歴史・時代小説
ジャンル : 本・雑誌

「札幌建設の地」碑

今、工事中の創成川のそばに建っている「札幌建設の地」碑。
真ん中のが碑で、右に立ってるのが創成橋の親柱石、左のが昔の創成橋の一部とのこと。
札幌建設の地碑

札幌の街創りは明治2年に島義勇が開拓使主席判官として着任したことから始まる。
その後、明治4年に札幌に来た後任の判官・岩村通俊が南1条を基点として東西南北に区画割りをして碁盤目状の街並みになったのであった。

「札幌建設の地」碑
札幌市中央区南1条西1丁目

テーマ : 札幌/北海道の地域ネタ
ジャンル : 地域情報

筒井康隆 『串刺し教授』

筒井康隆著 『串刺し教授』(新潮文庫/1988年刊) を読む。
串刺し教授
崖から転落して鉄柵の尖端に串刺しにされた大学教授を目撃したガソリンスタンドの店員が最初にしたことは?
やくざが女学生の言葉で会話し、女学生が中年紳士の言葉で会話し、中年紳士が主婦の言葉で会話する・・・『言葉と〈ずれ〉』。
人間がきつねをだますドタバタ時代劇『きつねのお浜』など全17篇収録。


雑誌初出が1979年~1984年までの作品を集めた短篇集。
あの『虚航船団』執筆と時期がかぶっているのであろう、『春』『妻四態』は『虚航船団』と同じように、句読点がほとんど無く、改行もしていない。しかし、短篇なので助かった。
このスタイルについては『句点と読点』に、そういう作品を書きたい旨を述べている。
『風』は、童話チックな作品でわりと気に入った作品。
『日本古代SF考』は、発表当時(1981年)の、SF作家の文壇の中での立ち位置がわかって面白い。主要なSF作家が勢ぞろいしていて楽しい作品。
この作品集で一番のおすすめは『シナリオ・時をかける少女』。最後の知世のセリフがたまらない。
(2009.3.12読了)

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テーマ : SF小説
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横田順彌 『惜別の宴』

横田順彌著 『惜別の宴』(徳間文庫/1995年刊) を読む。
惜別の宴
明治末。皮膚が鱗状になった少年が急死し、調査依頼が、科学小説作家の鵜沢龍岳と〈武侠世界〉主筆の押川春浪に持ち込まれた。
同じ頃、明治天皇の病状が悪化。
二人の調査では、侍医の田上が少年と接触した形跡があり、伊藤博文と、大逆事件の管野スガの遺体にも鱗があった。
そして今、乃木大将にもその兆候があらわれた・・・


明治もののうち、〈春浪&龍岳〉シリーズと呼ばれるものの一篇。
押川春浪は実在した人物だが、鵜沢龍岳は著者の創造したキャラクターで、実在と非実在の人物たちが入り混じって活躍するこのシリーズは好きだ。
題材が、パラレルワールドからの爬虫人類による侵略ものと、純然たるSFであるのが嬉しい。
そして事件に登場するのが、乃木大将はじめ、実在の明治時代の偉いさんであるのも楽しい。
なにより、当時の地名であったり、〔ポテートオムレツ〕〔ホネムーン〕などの言葉遣いなど、時代を細かく写し取る作風がとてもオレ好み。
ヨコジュン作品の中でも充実の一冊。
(2009.3.4読了)

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テーマ : SF小説
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2009年2月購入文庫本

2月購入文庫本は以下の通り。

2/11(水)
清水義範 『アキレスと亀』(角川文庫)
筒井康隆 『脳ミソを哲学する』(講談社+α文庫)


2/17(火)
清水義範 『金鯱の夢』(集英社文庫)
山口雅也 『日本殺人事件』(角川文庫)


計4冊

2月は読んだ本が6冊、購入した本が4冊と、実質未読本が2冊減った勘定。
じわじわとでもいいから未読本を減らしていきたい。

テーマ : 本に関すること
ジャンル : 本・雑誌

2009年2月読了本

2月に読み終えた本

〔文庫本〕6冊
シューヴァル/ヴァールー 『密室』(角川文庫)
清水義範 『暗黒の破壊王 エスパー・コネクション4』(ソノラマ文庫)
星新一 『さまざまな迷路』(新潮文庫)
小林信彦 『オヨヨ島の冒険』(角川文庫)
半村良 『闇の中の系図』(角川文庫)
荒巻義雄 『「能登モーゼ伝説」殺人事件』(講談社文庫)


〔図書館本〕3冊
竹内オサム 『手塚治虫 ――アーチストになるな――』(ミネルヴァ書房)
松田美智子 『越境者 松田優作』(新潮社)
スティーヴン・W・ホーキング 『ホーキング 宇宙の始まりと終わり――私たちの未来』(青志社)


テーマ : 本読みの記録
ジャンル : 本・雑誌

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筒涸屋

Author:筒涸屋
札幌市出身・在住
戌年 射手座 B型 
右投右打 右四つ
好きな言葉:小春日和
2008.3.6開設

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