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光瀬龍 『アンドロメダ・シティ』

光瀬龍著 『アンドロメダ・シティ』(ハヤカワ文庫/1980年刊)を読む。
アンドロメダ・シティ

絶対的に非人間的な空間-----宇宙。
そこに乗り出していった人類が、いや一人一人の男たちが出会う非情な運命を透徹した筆致で描ききる。
<都市>シリーズ完結篇、幻の名作といわれた表題作「アンドロメダ・シティ」他、宇宙小説から時代小説までを収める。全5篇収録。


『アンドロメダ・シティ』
バリバリに硬派な宇宙SF。ラストの一文がまた光瀬節さく裂。オレのようなドタバタSF愛好家をも感動させる正統派。読後の余韻がタマラナイ。
この作品を読んでる最中に、「アンドロメダの涙」の正体を突き止めたという新聞記事を読む。こういう偶然って、ままあることだけど、何となく嬉しいよね。

『出帆旗、宜侯!』
宇宙年代記シリーズでおなじみの東キャナル市!職を失っていたスペース・マン(宇宙船乗り)が久し振りに船に乗ることとなる。行先はアルファ・ケンタウリで、目的は有人観測。
サイボーグである主人公のリュウと、サイボーグに憧れるヒラノとのやり取り。泣かせるねえ。

『宇宙飛行士たち』
またしても失業スペース・マンが主役。この作品はジャンク屋(解体業者)に雇われて宇宙船を回収する話。
宇宙開発が行き詰まり、宇宙船がひんぱんに飛ばなくなってしまった時代の、スペース・マンの哀愁を描く前半から、後半は全く違うテーマの話に変わるのだが、展開がいいねえ。
タイトルから内容まで、SF者の心を熱くしてしまうぞ。

『西キャナル市2703年』
東キャナル市に比べて印象の薄い西キャナル市。っていうかオレの記憶の中では初めて出てきた感じ。他の短篇に出てきたかもしれないけど覚えがない。
もっともこの2703年で西キャナル市は壊滅してしまうので、以後の年代記では登場しないのだろうね。

『化仏往生』
江戸時代のUFO譚。
宮本武蔵が主人公の作品(純然たる時代小説である)をいくつも書いていたりする著者なので、語り口もなめらか。
UFOが出てこようが、異星人が出てこようが、全く違和感なく時代劇として楽しめる。・・・と、SF者には思える。
(2008.4.28読了)
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テーマ : SF小説
ジャンル : 本・雑誌

文庫本全品105円

いつも本を買う古本屋チェーンで文庫本全品105円(税込)セール。
毎年11/3の文化の日にやるイベントをなぜか今日やっていた。
で、午前中に市内3店舗を廻って以下の文庫本を購入。

井上雅彦監修 異形コレクションⅩⅨ 夢魔(光文社文庫)
          異形コレクションⅩⅩⅡ 恐怖症( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅢ キネマ・キネマ( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅣ 酒の夜語り( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅤ 獣人( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅥ 夏のグランドホテル( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅧ アジアン怪綺( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅨ 黒い遊園地( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅩ 蒐集家( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅩⅠ 妖女( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅩⅡ 魔地図( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅩⅢ オバケヤシキ( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅩⅣ アート偏愛( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅩⅤ 闇電話( 〃 )
          異形コレクションⅩⅩⅩⅦ 伯爵の血族 紅ノ章( 〃 )

京極夏彦 今昔続百鬼―雲(講談社文庫)

鯨統一郎 新・世界の七不思議(創元推理文庫)

坂本康宏 逆境戦隊バツ[×]1(ハヤカワ文庫)
←2が無かったのが残念!

高橋克彦 ゴッホ殺人事件(上)(講談社文庫)
       ゴッホ殺人事件(下)( 〃 )
       総門谷R 白骨篇( 〃 ) 

田中啓文 蠅の王(角川ホラー文庫)

堀 晃   バビロニア・ウェーブ(創元SF文庫)

諸田玲子 こんちき あくじゃれ瓢六捕物帖(文春文庫)


異形コレクションがなぜこんなに多いのかというと、つい先日、このシリーズを集めることを決意したため。
未読の本がたんまりあるので、今日買った本を読むのはおよそ2年後になる予定。

テーマ : 本に関すること
ジャンル : 本・雑誌

息抜き

勤め先に近いので仕事の合間によくサボリに息抜きに行く喫茶屋の2Fは時計台の撮影ポイント。
080423_1401~0001

実はこの喫茶屋が入っているビルの並びには“荒巻時計台前ビル”というビルが。
この一画はたしか「空白の十字架」かなんかで描写されているはず。

だが、このビルが荒巻氏所有のものなのか、実は知らない。オレが勝手にそう思ってるだけなので、知ってる人がいたら教えてくだされ。

テーマ : 雑記
ジャンル : 日記

江上剛 『円満退社』

江上剛著 『円満退社』(幻冬舎/2005年刊) を読む。
円満退社

東大を卒業し、一流銀行に勤めるも出世とは無縁。うだつの上がらぬ宮仕えを34年、悪妻に虐げられた結婚生活を20年続けてきた岩沢千秋、56歳。
格の低い支店の支店長として定年退職を迎える今日、思いがけぬトラブルの連続に、サラーリーマン人生を問う選択を迫られる岩沢は・・・


著者の作品を読むのは初めて。
著作リストをみると、シリアス系経済小説が主みたいね。
この作品は、著者の出身業界である銀行を舞台にしたドタバタ小説。ただ、第七章以降の支店長室でのバトルロイヤル的な盛り上がりは楽しかったが、全体的にはコメディな感じは薄かった。
地の文での、金融界の状況の説明や銀行業務の紹介などは、素人にも解り易くて、興味深く読めた。
オレは個人的に、銀行屋に偏見を持っているので、登場人物に誰一人として感情移入することなく読んだのであるが、まあ小説とはいえ、銀行屋ってのはイケすかないっすね。
出会い系サイトのくだりは途中でオチが読めてしまい残念であった。
普段ユーモア小説を読み慣れていない読者は楽しめるのであろうが、オレにはどうも消化不良な感じが残った。
(2008.4.22読了)
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

横溝正史 『悪魔の寵児』

横溝正史著 『悪魔の寵児』(角川文庫/1974年刊) を読む。
悪魔の寵児

胸をはだけ、乳房をむきだしに折り重なって発見された男女。すでに女は息たえ、白い肌には不気味な死斑が・・・
情死を暗示する奇妙な挨拶状を残して死んだ美しい人妻。不倫の恋の清算なのか?したたかな実業家の周辺に次々に起こる猟奇殺人事件!ジメジメと湿った雨の日に、亡霊のように現れる<雨男>、消失死体の謎。名探偵金田一耕助の名推理!


連載当時、他誌で「悪魔の手毬唄」の連載もあり、「悪魔の寵児」の評判は芳しくなかったらしい。どころか“クラブ雑誌の低級読者相手のエロのためのエロ、グロのためのグロ小説で探偵小説にあらず、大横溝の名を汚す以外の何ものでもない”と酷評されたらしい。
たしかにエロ・グロ要素満載で、SMどころか死姦まで出てくる作品であるが、推理小説としては本格物の系統で、決して大横溝の名を汚す作品ではないよねえ。
エロ味が強いので一般映画の方で製作するのは難があるかもしれないが、ポルノ映画として作ったらかなり面白い作品になると思うなあ。
頭をボリボリ掻いてフケを落とすシーンもなく、金田一さんにしてはスムーズに真相にたどり着いた作品であるが(殺されるべき人は殺されたけどね)、読みごたえはあった。
あ、それとこの作品の金田一さんは、オレのイメージでは古谷一行バージョンだった。
(2008.4.18読了)
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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

浅井建爾 『知らなかった!驚いた! 日本全国「県境」の謎』

浅井建爾著 『知らなかった!驚いた! 日本全国「県境」の謎』(実業之日本社じっぴコンパクト/2007年刊) を読む。
日本全国県境の謎

「県境」は単なる行政上の境界線と思いきや、この曲がりくねった一筋の線が引かれるまでは、全国各地で悲喜こもごものドラマが繰り広げられてきた。
なぜそこに県境があるのか?誰が何を基準にして決めたのか?知られざるエピソード満載!


県境・市町村境のすべてが確定しているのは9県しかないというのは初めて知った。境目をきちんとするというのは難しいんだねえ。
明治時代の県数の変遷は目まぐるしく変わっていて、わけがわからん。廃藩置県で最大302県もあったってのはすごいよね。もし今でもこのままの数だったら、夏の高校野球は期間がえらい長いだろうなあ。
北海道にも青森県があったことも今回初めて知ったし、歴史と地理を一辺に勉強できてお得感のある本だった。
(2008.4.17読了)
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テーマ : ノンフィクション
ジャンル : 本・雑誌

山中恒 『花のウルトラ三人衆』

山中恒著 『花のウルトラ三人衆』(秋元文庫/1974年刊) を読む。
花のウルトラ三人衆

私立協勉学園中等部の生徒会は自主的とは程遠く、理事長の命令を受けた教師たちがお膳立てして役員を選出していた。
新しく選出された役員はなぜか超能力者揃い。会長の中室弘治は記憶力にすぐれ、副会長の外山ルミは予知能力を持ち、書記の内田良一は透視能力を備えている。
この花のウルトラ三人衆が、学園の理事長と中等部長を相手に、騒動を引き起こす・・・


“学園超能力モノ”はかなり好きなカテゴリーである。シリアス系も好きだが、この作品のようなドタバタ系はもっと好きだ。
かなり昔の作品なので、生徒の会話に出てくる話題が古くさかったりするが、今読むとそれもまた味わいがある気がする。
ただ、敵役の中等部長が最後に幸せになってしまうのはちょっと腹立つなあ。

ジュヴナイルを読むといつも思うのだが(読まなくても思うが)、今現在までの人生経験を記憶したまま、中・高生時代に戻ってみたい。
(2008.4.17読了)
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

白石神社

白石神社は、明治5年に白石村百番地を社地と定め、円山に移転した札幌神社の旧社殿を移築したのが始まりとのこと。
正面鳥居

さすが白石区の総鎮守、立派な本殿である
本殿

境内にはさらにいろいろな神社が。

白石弁天神社
白石弁天神社

白石伏見稲荷社
白石伏見稲荷社

白石竜宮神社祭祀記念碑&鳥居
白石竜宮神社祭祀記念碑

白石竜宮神社鳥居


中庭には池があり、湧き水は汲みに訪れる市民が絶えない。
池2


白石神社
札幌市白石区本通14丁目北
祭 神  神武天皇(神倭磐余毘古尊)
例大祭 9月11日 

由緒記

テーマ : 札幌/北海道の地域ネタ
ジャンル : 地域情報

横溝正史 『蝶々殺人事件』

横溝正史著 『蝶々殺人事件』(角川文庫/1973年刊) を読む。
蝶々殺人事件

原さくら歌劇団の主宰者である原さくらが「蝶々婦人」の大阪公演を前に突然姿を消した・・・
数日後、数多くの艶聞をまき散らし、文字通りプリマドンナとして君臨していたさくらの死体がコントラバスケースの中から発見された!
次々と起こる殺人事件にはどんな秘密が隠されているのだろうか。由利先生&三津木俊助の活躍。
表題作ほか「蜘蛛と百合」「薔薇と鬱金香」を収録。


この作品、なんとも贅沢にトリックを使って、とても面白い。今まで読んだことのある由利先生シリーズにはトリッキィな作品がなかったので新鮮だった。
クロフツの「樽」を向こうに張った、死体をコントラバスのケースに詰めるトリックや、楽譜の暗号や、アリバイ・トリック、そしてクイーンのように読者への挑戦状もついている。その他にも一人二役やら、いろいろな小技を効かせて読者を飽きさせない。
由利先生と三津木君のコンビは大阪に行ったり東京に戻ったり行動力抜群。捜査方法も、事件関係者から丹念に事情聴取したりして、本格派推理小説の王道をいっている。
王道といえば、犯人を指摘する場面なんかは関係者を一堂に集めたりして、なんだかポワロ物などのパロディのようで妙におかしかった。

未読の人の為に言っておくと、絶対に解説から先に読んではいけない。作品自体のトリックに触れちゃってるから。オレの経験から言うと、解説が大坪直行氏の時は気をつけたほうがよい。
ちなみにオレは解説から先に読んじゃう派です
(2008.4.16読了)
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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

H・エーベルト/M・ウール 『ヒトラー・コード』

H・エーベルト/M・ウール編 高木玲訳 『ヒトラー・コード』(講談社/2006年刊)【DAS BUCH HITLER:2005】 を読む。
ヒトラー・コード

本書はたったひとりの読者・スターリンのためにまとめられた。
宿敵ヒトラーの自決を疑うソ連の指導者は、「神話作戦」の名のもと、二人の総統側近を厳しく尋問させる。
偽証は生命を危うくさせる状況下で告白されたヒトラーの日常生活、食習慣、戦争指導、地下壕での最期の日々、死の瞬間まで、すべてが第一級の記録である。
読後、スターリンが封印した“禁断の書”がドイツ若手研究者の手で55年ぶりに発見されたとき、世界は震撼した!


ナチスに関する研究書などの著作は今までわりと読んでいたが、ヒトラー個人に関する本を読むのは初めてだったのでかなり期待して読む。しかもスターリンに読ませるためだけに編まれた報告書というのがすごい。ホント独裁者って何でもアリだね。
で、読んでみて

正直疲れた。

だって厚いんだもん、この本。それに内容的にも、ごく内輪での食事であるとか、東部戦線の状況報告に一喜(はあまり無かった)一憂する場面とか、ベルリンの地下壕でソ連軍の侵攻に怯える姿などの描写ばっかで読み応えが無かった。
ヒトラーがどうしてベルリンを脱出しようとせずに地下壕に居続けることに固執していたのか、理由がわからんかった。周りから散々勧められてるのに。
年代順にまとめられているのだが、1945年4月のエピソードがダントツに分量が多い。そして気が滅入ることしか書かれていないので読むのがシンドイ。
唯一ワクワクした部分はオーバーザルツブルクの本営を紹介している箇所。山をくり抜いて造られた要塞で、いかにも秘密基地的な雰囲気がよかった。
まあ、それにしてもこの本を読んでみて、ドイツとソ連の関係や、ヨーロッパの国々のことなど、あまりよく知ってなかったことに気づいた。もっと現代史に関する本を読んで知識を深めたいと思う。そういう意味ではこの本、読むのは疲れたがムダにはならなかった。
(2008.4.14読了)
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テーマ : ノンフィクション
ジャンル : 本・雑誌

山中恒 『われら受験特攻隊』

山中恒著 『われら受験特攻隊』(秋元文庫/1973年刊) を読む。
われら受験特攻隊

海川ヒロシ、町村トキオ、木森セツ子、山岡ミツ江の四人は旭丘中学の三年生。
始業式早々、校長先生に大目玉をくらった四人は、校長先生を見返すために学区内一の進学校・県立潮光高校に合格することを誓い、“受験特攻隊”となったが果たして・・・


おそらく中学生向けの学習雑誌(時代とかコースとか)に掲載されたのであろう、この作品。かなりノスタルジックな気分になるなあ。
昭和40年代の中学生はこのようなほのぼのしたジュヴナイルを読んで育ったんだねえ。「昔は良かった」と思わせてしまうような楽しい作品を書く山中氏はさすがである。

巻末の著者紹介欄に、略歴や著書の紹介とともに、現住所も載っているんだけど、こういう所にも時代を感じる。
(2008.4.11読了)
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌

荒巻義雄 『神撃つ朱い荒野に』

荒巻義雄著 『神撃つ朱い荒野に』(徳間文庫/1993年刊) を読む。
神撃つ朱い荒野に

人類と神々との戦争が始まって以来、人類は随所に敵を撃破し、順調に戦果をあげていた。が、突然、神々の猛反攻が開始される・・・
亜空歓喜海佐は、地上大型巡洋艦“青葉”の艦橋にあった。神々に制圧された“楽園高原”奪還のために夜襲作戦が決定されたのだ!
「ビッグ・ウォーズ」枝篇、火星戦記。


実は「ビッグ・ウォーズ」主篇(Ⅰ~Ⅳ)を読んでいないので、全体の流れがわからないのであるが、戦争終結の一つのエピソードとして、巡洋艦“青葉”の戦歴を語った作品なのであろう。
このシリーズから「ニセコ要塞」シリーズへの構想が出来上がったのだろうね。今回の作品を読むだけでもニセコ要塞的な臭いがするもんね。
久しぶりに宇宙を舞台にしたSFを読んだのだが、やはりいいねえ。オレは本来宇宙SFはそんなに好まないのであるが、たまに読むと作品に入り込める。たて続けに何冊も読むのはシンドイけど。
主篇を読んでいないから、神々の正体や、この戦争の目的といったことは何一つ解ってないので、そのうち主篇も読んでみようと思う。
(2008.4.10読了)
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テーマ : SF小説
ジャンル : 本・雑誌

上白石神社

菊水まで営業に出た帰り、古本購入。
井上雅彦監修 異形コレクション ロボットの夜(光文社文庫)
北野勇作 ハグルマ(角川ホラー文庫)
の2冊。もちろん1冊105円にて。

近くに上白石神社があったので参詣する。
鳥居

敷地は狭いのだが明治26年よりこの地で祀られている、なかなか歴史ある神社。
本殿

春祭り4月12日 例大祭9月12日 とのこと。
080628_1359~0003


上白石神社
札幌市白石区菊水元町3条1丁目
祭神 大山祇大神

テーマ : 札幌/北海道の地域ネタ
ジャンル : 地域情報

ヴァン・ダイン 『ケンネル殺人事件』

ヴァン・ダイン著 井上勇訳 『ケンネル殺人事件』(創元推理文庫/1960年刊)【THE KENNEL MURDER CASE:1932】 を読む。
ケンネル殺人事件

密室に鍵をかけて“自殺”していた男。それを殺人と確信するヴァンスは、中国の陶器とスコッチテリアという奇妙な取り合わせで、その不可解な謎に立ち向かう。
すべての登場人物が動機と機会をもちながら、しかもそのいずれもが犯罪と直接結びつかないという状況を、ヴァンスはいかに打破していくか?


中国陶器とスコッチテリアについての知識をひけらかすヴァンス(というか作者)にイラッとくるので、なかなか本筋が頭に入ってこない作品であった。
前半の密室状況の解明も、解ったような解らないような。オレの読解力不足なのか、何となく読み流してしまった・・・
殺人現場で、犯人が犬を殴ったことに対してヴァンスは、犯人が犬好きなのか犬嫌いなのか述べるくだりがあるが、そんなあわただしい状況の時に犬好きなら殴らないとか、嫌いなら殴るとかいう推量は成り立つのであろうか?ヴァンスもかなり怪しげな根拠をもとに捜査しているなあ。
全体的にもたもたしているように感じるのは、無理やり長篇にしているからであろうなあ。きっとホームズなら短篇の分量で解決しちゃってるよ、この事件。
(2008.4.4読了)
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テーマ : 推理小説・ミステリー
ジャンル : 本・雑誌

レイプレミアム

昔のマイホで今週1週間、エヴァイベント開催中との情報が入り、4/1,2と連日稼動。両日ともチョイ勝ちだったが、短時間で小遣い稼げてよかった。
昨日レイ絡みのプレミアを見る。またひとつのリーチで2個のプレミア。別々に出てくれれば当り1回得するのに・・・
写メ撮りそこねてしまった。

4/2プレミアム
背景変化予告プレミアム 零号機格納庫
ステップアップ予告右回転プレミアム 学生服レイ「どんだけ~」

テーマ : パチンコ
ジャンル : ギャンブル

京極夏彦 『巷説百物語』

京極夏彦著 『巷説百物語』(角川文庫/2003年刊) を読む。
巷説百物語

諸国の怪異譚を聞き集めるのを無類の楽しみとしている戯作者志望の山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。
御行姿の男、垢抜けた女、初老の商人、そして何やら顔色の悪い僧。
長雨の一夜を、江戸で流行りの百物語で明かすことになったのだが・・・
闇に葬られる事件の決着を金で請け負う御行一味。その裏世界に百介は足を踏み入れていく。
妖怪時代小説第一弾。全7篇収録。


小股潜りの又市、事触れの治平、山猫廻しのおぎん・・・魅力的なチームだねえ。あ、もう一人、考物の百介もいるけど、この人はゲストみたいな感じか。
頼み人から金を受取るのは“仕掛人”と同じスタイルで、毎回違う妖怪にからめて目的に当るのは大変だろうなあ。
ミステリの体裁であるので、読者としては謎解きの楽しみもあるわけで、サービスが行き届いている。
オレは最初から謎解きについては放棄していたので、作中の百介と一緒に、又市から真相を聞き感心してばかりであった。
又市といえば「嗤う伊右衛門」を読んだとき気に入ったキャラクターであったので、今作での活躍もまことに喜ばしい。
オレには「京極堂」シリーズよりも、こちらの方が肌に合う。時代劇だし短篇だしね。
(2008.3.27読了)
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テーマ : 時代小説
ジャンル : 本・雑誌

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筒涸屋

Author:筒涸屋
札幌市出身・在住
戌年 射手座 B型 
右投右打 右四つ
好きな言葉:小春日和
2008.3.6開設

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