スポンサーサイト

--.--.--(--:--)

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 トラックバック(-) | コメント(-) | [EDIT]

田中啓文 『十兵衛錆刃剣 SHADOWS in the SHADOW』

2016.01.29(18:31)

田中啓文 著 十兵衛錆刃剣 SHADOWS in the SHADOW 陰に棲む影たち(集英社スーパーファンタジー文庫/1995年刊) を読む。

時は江戸、徳川家光の治世。
柳生新陰流の遣い手、柳生十兵衛は暗殺を重ねる日々を送っていた。
「天下国家のため」という父・但馬守の命を信じ、刺客となったのである。
彼の強さの秘密は、右眼に飼っている蜘蛛ーーー相手の動きを先に教えてくれる「千手眼」。
しかし、剣の道をひたすらに求めてきた彼にとって、今の生活は地獄同然であった。
己の行為に疑問を持ち始めた矢先、将軍家光に隠密の仕事を申しつけられる。
魑魅魍魎が跋扈するという谷具久藩へ、十兵衛は一路探索の旅に出た…


我らのヒーロー柳生十兵衛が主人公。
右眼の中に、時を操る蜘蛛を飼っているというSF的設定は嫌いではない。
だが、父・宗矩の殺人マシーンとして生きていくことに疑問を持った十兵衛は、眼をくり抜いて蜘蛛を捨ててしまう。何と勿体ない。

家光から直々に隠密仕事の指令を受けた十兵衛は谷具久藩というところへ向かうが、途中、伊賀の抜け忍くノ一のおふうと道づれになり、さらに宗矩から派遣された裏柳生の猿という老忍者も加わり、なかなか賑やかなたびとなる。
物語としてはSF、ホラー、アクション、家光と小姓の濡れ場など、いろんな要素をごた混ぜにして、どこまで荒唐無稽に描くことができるかというヒーロー小説なので、特にこれといった考察もないのだが、著者得意の駄洒落が出てこないのがちょっと不満であった。
(2016.1.27読了)

にほんブログ村 本ブログ 読書日記へ
blogram投票ボタン

スポンサーサイト

集英社スーパーファンタジー文庫

  1. スポンサーサイト(--/--)
  2. 田中啓文 『十兵衛錆刃剣 SHADOWS in the SHADOW』(01/29)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。