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田中哲弥 『さらば愛しき大久保町』

田中哲弥 著 『さらば愛しき大久保町』(電撃文庫/1996年刊) を読む。
さらば愛しき大久保町
兵庫県明石市大久保町に、外遊中の王女様がやって来た。
訪問の理由が“標準時の町であり、人類のルーツ明石原人がうじゃうじゃいると言えばそこはもう日本の中心地”という侍従の勘違いからだった。
ところが王女様は、町に到着するなりささっと手際よく誘拐されてしまった。
この王女を偶然救い出したのが、生粋の大久保町民・松岡芳裕という、意味不明の鼻歌と財布を拝むのが癖という一風変わった青年。
果たして彼は謎の誘拐組織から王女を守ることができるのか・・・?


“大久保町3部作”完結篇。3作それぞれ独立した物語なのでシチュエーションはまったく違うのだが、脇役の人たちが役柄は違えど同じ人物が出てたりするので、ちょっと面白い。

今作のヒロインはカナコ王女。外国のお姫様なのに(国名は不明)、御付きの人たちも含めてみんな日本の名前だし日本語を話すといういいなげんな設定。
で、1作目のヒロイン同様めちゃ脚が綺麗との描写。いいぞ、いいぞ、田中哲弥!

物語は始めから終いまでずっとドタバタの連続で、特にストーリーを追う必要はない。
登場人物が面白いことをするだけでなく、地の文で作者もギャグを入れ込んでくるので休むヒマがない。
ワタワタしているうちにハッピーエンド。よかったねえ。

3作読んで、兵庫県明石市大久保町が凄い所だというのがわかった。でも行ってみたいとは思わない(笑)
(2010.11.26読了)

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田中哲弥 『大久保町は燃えているか』

田中哲弥 著 『大久保町は燃えているか』(電撃文庫/1995年刊) を読む。
大久保町は燃えているか
兵庫県明石市大久保町は、現在ナチス占領下にある。
第2次世界大戦終結後、再起を誓って潜伏したナチスの残党などとの関係は謎であるが、とにかく占領されている。
推薦入試で人より早く大学入試を突破した堀田幸平は、卒業式までの暇な時間をアルバイトで過ごそうと、ボロ車で神戸市西区を目指したが、途中道をまちがえて地雷原に突入、ナチス兵士に捕らえられてしまう。
そのころ、ナチスの巨大要塞爆破を企てるレジスタンス兵士たちは、のんびりとビールを飲みながら特殊工作員の到着を待っているのだった――
チャイナドレスの美人も出てくるシリーズ第2弾!


シリーズ2作目であるが、前作からの続きというわけではなく、全然別の物語である。
今作での大久保町はナチスの占領下という設定。いろいろ忙しい町である。
全篇に渡ってドタバタコメディが展開されるところは前作と一緒。
ヒロインが魅力的なところも前作と一緒。

「このコ、オレのこと意識してるよね、その態度は完全にそうだよね」な雰囲気を描くのが巧い作家だわ。
思春期のころを思い出します。
お互いがお互いを好きなのわかってて、でも一歩踏み出せないでいる、あの感じ。
もう二度と、そういう嬉し恥ずかし経験なんてできないだろなあ。
今ならズカズカと踏み込んでしまうものなあ。
(2010.11.7読了)

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田中哲弥 『大久保町の決闘』

田中哲弥著 『大久保町の決闘』(電撃文庫/1993年刊) を読む。
大久保町の決闘 電撃
兵庫県明石市大久保町はガンマンの町である。
ここでは男はみんな拳銃を携帯しているし、決闘で人を殺しても罪にはならない。
受験を控えた高校3年生の光則は、勉強に専念しようと母の田舎である大久保町へやってきた。
異様な景色に驚く間もなくいきなり決闘に巻き込まれたり、あたふたするうち凄腕のガンマンと勘違いされたり、光則の夏休みはすごい。
衝撃のノンストップギャグアクションコメディロマンスウエスタン!


この作品、著者の長篇デビュー作とのこと。
元吉本興業の台本作家だったからであろうか、新喜劇を思わせるようなギャグも随所に見られ、なかなか楽しい作品であった。
だが、主人公の笠置光則の親父・笠置詠の過去のことが思わせぶりに語られているのに(詠はエスパーで、光則にもその体質が受け継がれているっぽい設定なのだが)、詠の若い頃のエピソードの一つも披露されること無く物語が終わってしまったのは残念。
その辺も盛り込んでれば、より面白い作品にできただろうに。

ヒロインの紅葉ちゃんは可愛くてとてもよろしい。脚が綺麗な美少女というのがいいねえ。
だいたい、脚をフューチャーする小説なんかめったに無いからねえ。
軽くツンデレなところも評価の高いところだ。“軽く”というのがけっこう重要なのだ。
田中哲弥という作家は信用できる!(笑)
(2010.10.29読了)

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有川浩 『塩の街』

有川浩著 『塩の街 wish on my precious』(電撃文庫/2004年刊) を読む。
塩の街
塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を呑み込み、社会を崩壊させようとしていた。
その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。静かに暮らす二人の前を、さまざまな人が行き過ぎる。あるときは穏やかに、あるときは烈しく。それを見送りながら、二人の中で何かが変わり始めていた。
そして―― 「世界とか、救ってみたいと思わない?」 そそのかすように囁く男が、二人に運命を連れてくる・・・


塩害という設定が面白い。
で、一応宇宙から飛来した塩生物が、地球の生物総塩化を目論んでいるという雰囲気なのだが、きっちりした説明はないまま物語は終わる。
なぜならこの小説は、宇宙生物との戦争が主題ではなく恋愛物語なので、そこらへんの所はどうでもよいのだ(笑)
はっきりさせないほうが余韻が出るので、面白く読めた。
エピソードとしては第1章が、ベタなラブストーリーではあるが良かった。


この本、2006年の秋頃買った本なのだが、今年になって角川文庫で出てましたな。短篇も収録の完全版ですな。角川文庫版も買わなきゃならんのだろうなあ・・・
(2010.4.17読了)

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筒涸屋

Author:筒涸屋
札幌市出身・在住
戌年 射手座 B型 
右投右打 右四つ
好きな言葉:小春日和
2008.3.6開設

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